18:カルアシ・チミーのおはなし
ある森にカルアシ・チミーとアルアシ・カアチャンという、はいいろリスが住んでいました。二人は冬の前に貯めておくクルミを拾いに森へ出かけていきますが、チミーはすぐに自分のクルミを隠した場所を忘れてしまう銀色シッポというリスたちに自分達の隠したクルミを取ったのではないかと誤解され、小さなキツツキの巣穴だった穴に押し込まれて出られなくなってしまいます。カルアシ・カアチャンはチミーが帰ってこないので一人で悲しくクルミを探すのですが。。。
◆このカルアシ・カアチャンと言う名前に私はほくそ笑んでしまいました。なんとも、カワイイですね。本当はカアチャンではなく原作では「Goody」という名前がついています。しかし、日本語に翻訳した石井桃子さんにはカアチャンの方がイメージにぴったりきたのでしょう。ちなみにカルアシは原作では「Tiptoes=つま先立ちで歩く」という意味を持っているようです。仲むつましいリスの夫婦とうまくっていないシマリスのご夫婦が対象的にとても微笑ましく描かれた作品です。