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ヴィクトリア女王とアフタヌーンティー

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1820年ごろのイギリス・ビクトリア朝時代に、ベットフォード公爵夫人のアンナ・マリアが、昼食から20時ごろに始まるディナーまでの空腹を満たすため、午後のお茶の時間に、パンにバターを塗ったものを一緒にいただいたのがアフタヌーンティーはじまりとされています。その後、アンナ・マリアは親しい人々を招き、お茶とともにお菓子やサンドイッチなどの軽食を用意してお茶会を開くようになって貴婦人の社交の場として定着していきました。

また、インドで紅茶の生産ができるようになった頃に、宮廷でもヴィクトリア女王がアフタヌーンティーを毎日の習慣に取り入れはじめ、女王による毎日のアフタヌーンティーをきっかけとして国内に広がっていきます。イギリスの植民地だったインドやセイロン(スリランカ)での紅茶の大量生産を背景に、イギリスではいたるところにティールームが設けられ、さまざまなところでアフタヌーンティーを飲むようになっていきました。

こうして19世紀に紅茶にはイギリスの一般庶民にも一気に広まっていったのです。
その後、イギリスは植民地インドやセイロン(スリランカ)で生産した紅茶をロンドンでオークションにかけて輸出させていき、世界中に普及させました。

また、紅茶が広く普及するにつれ、イギリスでは茶器も発展していきます。
取ってつきのティーカップはこの頃に生まれたものです。

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テーカップが出来る前は、中国の茶碗が使われていたようです。確かに、緑茶のコップは筒型に近いですが、中国茶のコップはティーカップの取っ手がない形に似ていますよね。カップを直接持つと熱いので取っ手をつけることを考えたのではないかな?と勝手にイメージしてしまいました。

18世紀頃にはボーンチャイナと呼ばれる牛骨灰を混ぜて焼きあげる硬く薄くて、色が白く美しい紅茶のための磁器が開発されるようになりました。また、高級な銀製のティーセットも18世紀につくられ、上流階級のティータイムに欠かせない茶器となったようです。


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